2017年3月19日から、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる日本の高校野球の大会「第89回選抜高等学校野球大会」が行なわれます。
テレビなどのメディアでは「春のセンバツ」と呼ばれて話題になっていますね。

そして、毎年夏休みの時季には、毎日テレビで高校野球実況が放映されています。
これらは両方まとめて「甲子園」と呼ばれていますが「甲子園ってそもそも何をしてるの?」という声もチラホラ......。野球好きの人にとってはその質問自体が驚愕かもしれませんが、今回は高校野球における「甲子園」ってどんなものなのかをご紹介します。

「甲子園(こうしえん)」ってナニ?

「甲子園」は球場の名前

野球好きな人は「甲子園=高校野球」のことだとおわかりかと思います。そもそもなぜ甲子園が高校野球を指すのかというと、高校野球が行われる試合会場が、兵庫県西宮市甲子園町にある「阪神甲子園球場」であることから。

甲子園球場はプロ野球セ・リーグのチーム「阪神タイガース」の本拠地(ホーム)として知られていますが、元々甲子園球場は高校野球を行うために建設された球場であり、プロ野球が開催されている夏の期間も、高校野球の試合会場として優先的に使用されています。

高校野球において、甲子園はどの高校でも出場できるわけではなく、血のにじむような練習を重ね、数あるライバル校のなかから勝ち進んでいくことが必要となります。
「甲子園に行く」というのは、「高校野球で最大の晴れ舞台に立つ」と同義なのですね。

甲子園は「春」と「夏」に2回行われる

「春のセンバツ」とは?

高校野球大会は年に2回行なわれます。そのひとつである3月下旬~4月上旬にかけて開催される春の甲子園は、正式名称「選抜高等学校野球大会」と呼ばれています。
春の高校野球は選考委員会の選考により、全国の高等学校から甲子園出場校32校(例外あり)が選抜されるため「春のセンバツ」と呼ばれているのです。

少しナゾ?春のセンバツの選抜基準

この選抜の基準は、一般選考、特別選考である21世紀枠、明治神宮枠の三つをもとに選出されます。
「一般選考」では、秋季地区大会の成績などを参考に選ばれることがほとんどで「明治神宮枠」は、前年の明治神宮大会優勝校が所属している地域に与えられる枠です。
そしてちょっとナゾ基準といわれているのが「21世紀枠」。「部員不足などの困難を克服したチーム」や、「文武両道のチーム」など、野球成績とは別の要因で選抜されることも。
春のセンバツは、選考理由が若干難解で予想しづらい部分が多く、高校野球ファンの間で議論となることも多い模様です。

「甲子園」といえばこちら?夏の甲子園

ここまで春の大会についてご説明してきましたが、「甲子園」と聞けば夏の大会を連想する人も多いのではないでしょうか。

夏の甲子園は8月に行われる正式名称「全国高等学校野球選手権大会」の大会。
春のセンバツに比べて、夏の選手権の出場校選出基準はシンプルです。6月中旬~7月下旬行われる地方大会を勝ちあがった学校49校(※例外あり)だけが出場でき、プロ野球のリーグ戦とは異なる、予選で負けたらその時点で即敗退というトーナメント方式。
選出から出場まで、高校球児はもちろん、観戦する人も手に汗握る熱い戦いが繰り広げられます。

高校野球マンガから入るのもアリ?

あだち充作『タッチ』や、森田まさのり作『ROOKIES(ルーキーズ)』、ひぐちアサ作『おおきく振りかぶって』など「甲子園」を題材にしたマンガ作品もたくさんありますね。
マンガを読んで、高校野球に興味を持ったという人もけっこう多いようです!

筆者が子供の頃は、学校の夏休みが始まると同時にアニメで『タッチ』の再放送も放映されていました。毎回楽しみに観ていたのですが、毎年夏休みの終了とともに『タッチ』も最終回を待たずに途中で終わり、未だにラストがどうなるのかが不明のままです......。

高校野球に興味がなかった人も、「気になるけどよくわからなくて......」という人も、今年は球児たちの熱い試合を観戦してみてはいかがでしょうか?

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Kana.mM(かな)

編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、そろそろ10年。旅行、不動産、広告、生活系のジャンルで執筆活動中。趣味は野球観戦と戦争ゲーム。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指しています。

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