イベントに模造刀を持って行っても大丈夫?確認しておきたい模造刀の扱い方

歴史上の名刀を擬人化した"刀剣男士"というイケメンを育てるネットゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」が女性のあいだで大人気。これをきっかけに、日本刀に興味を持つ「刀女子」が増えているそうだ。

美術館や博物館を訪れて日本刀を鑑賞したり、古書店などを巡って資料を手に入れたり。なかには所有したいという刀女子もいるようで、模造刀を購入する人も多いのだとか。

でも模造刀とはいえ、見た目はホンモノそっくりだし、扱い方を間違えたら、法律に触れちゃうんじゃないの? というわけで、模造刀の扱い方について、ちょっと調べてみました!

模造刀はコスプレイベントに持っていけるの?

イベントに模造刀を持って行っても大丈夫?確認しておきたい模造刀の扱い方

刃はないものの、金属製でホンモノそっくりな模造刀って、そもそも個人が家に持っていてもイイものなの? と思って調べてみたところ、銃刀法でいう「刃物」ではないので、所有するのはOKみたい。

でも、持ち歩く場合に気を付けないと、銃刀法違反になってしまうケースがある。

銃刀法では「業務その他正当な理由による場合を除いては、模造刀剣類を携帯してはならない」とあり、これに違反すると20万円以下の罰金を科せられるのだ。

なので、コスプレイベントに持っていきたいといった場合は「イベントに参加する」という理由があるのでOKのようだ。ただし、腰に差して街を歩いたり、クルマのシートに置いたままイベント以外の目的で移動したりすると違法になるので要注意。

また、イベントによっては模造刀・模擬刀の持ち込み制限を設けている場合もあるので、まず模造刀が会場に持ち込みOKかどうか、規約を読んで必ず確認すること。模擬刀はOKでも、模造刀(金属)はNGの場合もある。

さらに、会場に持っていく際は、すぐに抜刀できる状態で持ち運ぶと銃刀法に抵触するため、必ず収納袋やビニール袋に梱包するなどの対策をとろう。

会場内でも、抜刀できる場所が限定されていることがあるので、こちらも要注意だ。


アルミニウム製の模擬刀の場合は?

銃刀法でいうところの模造刀とは、正確には「模造刀剣類」と呼ばれ、「金属で作られ、かつ、刀剣類に著しく類似する形態を有する物で内閣府令で定めるものをいう」と決められている。

じゃあ、金属製じゃなければ、何も気にすることなく持ち運んだりできるのかな? と思って、さらに調べてみると、今度は軽犯罪法に引っかかった。

軽犯罪法では「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者は、拘留又は科料に処する」とあるのだ。

なので、アルミニウム製や木製などの模擬刀であっても、持ち運ぶときは収納袋に入れて、すぐには使えないようにする必要があるようだ。まわりの人を脅かさないように、なんだかわからないようにする配慮もしておきたい。

こんなことに気を付ければ、日本刀をもっともっと楽しめるゾ!

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牛島義之(うしじまよしゆき)

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーランスとして独立。以降、アウトドアをはじめ、遊びにまつわる数々の原稿を雑誌やWEBサイトにて執筆している。 ⇒今日も明日も『ゆる~い生活』

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