テザリングとは、スマホ(ここではiPhone)をモデム代わりに使って、ノートパソコンやタブレットなどをインターネットに常時接続する機能です。
iPhoneをアクセスポイント(親機)として、外部機器(子機)をネットにつなぐことができます。
「外出先でフリーWi-Fiのスポットが見つからない」「移動中にネットにつなぎたい」というときに便利な機能ですよ。
とはいっても、iPhone内では設定画面に「テザリング」という表示がないので、どうやっていいのかわかりづらいんです。
そこで今回は、Wi-Fi機能を使ってをiPhoneでテザリングする方法をご紹介します。
※本記事ではiPhone7を使用しています
※docomo、au、SoftBankのキャリアや機種によっては、項目の位置などに違いがあります
覚えればラクチン! テザリングの設定方法
一度憶えてしまえばもう楽勝。iPhoneでテザリングを行いましょう。
iPhoneでは「テザリング」を「インターネット共有」と呼んでいます。
まず、iPhoneの「設定」アイコンをタップ、「インターネット共有」を選択し「インターネット共有」をオンにします。このとき、Wi-Fi設定をオフにしていると、オンにするように促すポップアップがあらわれます。
次に、ネットにつなげたい外部機器(子機)の使用可能なWi-Fi一覧を開き、テザリングしたいiPhoneを選択します。
今回はタブレットPCを接続してみます。
また、今回のiPhone側のユーザー名は「iPhoneのuser」です。
このとき、表示されるユーザー名は「iPhoneのデバイス名」です。
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次に、さきほど「インターネット共有」をオンにした際の画面に表示されているパスワードを外部機器側(この場合はタブレットPC)で入力します。すると、iPhoneをWi-Fiのアクセスポイントにしてネット接続ができるようになりました。
テザリング中は、画面上部に「インターネット共有:○台接続中」と、接続している機器の台数が点滅表示されます。
うっかりつなげたままにしていると、プランによってはパケット料金がものすごいことになることもあるので、注意してくださいね。
外部機器側にBluetooth機能がある場合は、今回紹介したWi-Fi接続のほか、Bluetooth機能を使ったテザリングも可能です。
また、外部機器側にiTunesがインストールされていれば、USBでもネット接続をすることができます。
各キャリアのテザリングについての条件を確認しよう
テザリング機能を使うためには、各キャリアにより条件が異なり、加入プランによっては別料金がかかる場合があります。いざというときに慌てないよう、あらかじめチェックしておきましょう。
▼SoftBankのテザリングオプションについて詳細はこちら
▼docomoのテザリングについて詳細はこちら
▼auのテザリングについて詳細はこちら
覚えておいてソンはない、iPhoneのテザリング設定方法。ぜひチャレンジしてみましょう。
ちなみに「テザリング」を「デザリング」と言っている人をたまに見かけますがそれは間違い。
「テザリング(tethering)」とは動詞「tether」の現在分詞で、「馬や牛などのつなぎなわ」を意味しているそうですよ!