我が家は夫婦揃ってiPhoneユーザです。加えてiPad miniも所有しており、現役のiOS端末としては計3台が稼働しています。
iOS端末につきものなのは、バックアップをどう管理するか、という点。
我が家では現在、iCloud月額400円(税込)の有料プランを契約していますが、これがなかなか使い勝手が良いため、今日はご紹介したいと思います。
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我が家のバックアップ手法の軌跡
まずは、我が家のiOS端末のバックアップヒストリーを簡単にご説明します。大きく分けて、以下の3段階でステップアップしてきました。
段階 | iPhone(夫) | iPad mini | iPhone(妻) | 総容量 | 総額 |
---|---|---|---|---|---|
1 | iTunes(夫PC) | iTunes(妻PC) | 0GB | 0円 | |
2 | iCloud 50GB(月額130円) | iTunes(夫PC) | iCloud 50GB(月額130円) | 100GB | 260円 |
3 | iCloud 200GB(月額 400円) | 200GB | 400円 |
※料金はいずれも税込価格
まず、第1段階では、夫婦ともにお互いが持つパソコンにバックアップを取り、iPad miniは夫(筆者)のパソコンにバックアップを取っていました。
そして、第2段階では、 iCloudの有料プランに夫婦それぞれで契約し、お互いが自身のストレージにバックアップを取っていました。 iCloudに変更した時点で「バックアップの自動化」の恩恵を受けられることになったのです。
そして、第3段階となる現在では、ひとつの iCloud(200GB)を契約し、3つの端末すべてのバックアップをそこへ取るようにしています。
iCloudでのバックアップにしてよかったこと。
寝ている間に勝手にバックアップしてくれる
iCloudにバックアップを取るようになって一番よかったことは、バックアップの手間がほぼゼロになったこと、です。
というのも、iCloudへのバックアップはiPhoneをWi-Fi環境かつ充電をしている状態にしておくだけで、深夜のうちに「勝手に」バックアップをとっておいてくれるのです。
まだパソコンにバックアップを取っていた時代は、「iPhone最近バックアップしてないなぁ、そろそろやるか」と重い腰をあげ、パソコンを起動し、iTunesを開き、パソコンとiPhoneをつないでバックアップをしていました。iCloudに慣れてしまった今では、2度と戻れないとても面倒な作業です。
ほぼ毎日、という安心感
iCloudバックアップに頼っている今では、自宅のWi-Fiのもと、電源をつないでおけば毎日バックアップしてくれているので、いつiPhoneがダメになっても常に最新に近い状態で復元ができる、という安心感もまた違います。
機種変更時の復元がラク。途中でつまずかなくなった
iCloudにバックアップしているおかげで、機種変更の際もとても楽です。新しいiPhoneをiCloudの最新のバックアップから復元するだけ。
新しいiPhoneを買った際にありがちなのが、パソコンのiTunesと新しいiPhoneが連携できなくなることです。理由のひとつには、パソコンのOSが古いせいで最新のiTunesがインストールできず、結果的に自分のパソコンが新しいiPhoneに対応していない、ということがあります。その点、iCloudにバックアップしておけば、ソフトの制約を受けることなくスムーズにiPhoneを復元できます。
iCloudの200GBプランにしてよかったこと
家族の総額としては140円あがりはするものの、それでも200GBプランに契約をアップグレードさせたのは2つのメリットがあったからです。
ストレージ容量が2倍に増え、家族で共有できる(月200GB)
第2段階では、お互い50GBのストレージプランを契約しており、総量としては計100GBでした。しかし、第3段階にすることでストレージは200GBへと2倍に増えました。
iPhoneは新機種が出るたびにその端末のメモリ容量も大きくなってくる傾向があります。1人ずつ50GBのプランを契約するよりも、2人で200GBを持っていたほうが融通が効きやすいのです。
例えば、妻は40GBで足りるけど、夫は80GB必要といった感じにです。まさに我が家はこのタイプ。50GBでは足りなくなりそうな夫のプランを、200GBにアップさせるついでに、妻側の50GBプランを解除し、1つのプランにまとめました。
ちなみに、ストレージを家族と共有すると、「個人的な画像や動画も見られてしまうかも?」と不安に感じるかもしれませんが、すべてのデータが共有されるわけではありません。とはいえ、家族で共有することも可能なので、「仕事で必要なデータは共有せず、家族の写真は共有する」といったように任意で使い分けると便利です。
iPadのバックアップも賄えるようになった
容量が増えたことにより、200GBまではまだ余裕がありました。なので、兼ねてより使っているiPad miniもこの際、iCloudへバックアップを取るようにしました。
さほど重要なデータが入っているワケでもないですが、いつか故障してしまったときや、新たに買い替えるときなどのために、常に最新のバックアップをもっておけることはとても重要だと感じます。
家族で複数端末ある家には本当におすすめ
我が家のように、夫婦2人ともがiPhoneで、ほかにもiOS端末を所持しているご家庭にはとくにおすすめです。バックアップの手間から解放され、バックアップの鮮度を保つことができるなら、月額400円(税込)も妥当、いえ、むしろ安いかもしれません。
都度パソコンでバックアップを行っている方こそ、今こそバックアップ方法を見直してみてはいかがでしょうか。
※料金などすべて2019年3月時点の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
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