使いやすい交通系ICカードはどれ?キャラもかわいい!

かわいいキャラクターが目を引く交通系ICカード。ここでは、交通系ICカードの基本と電車やバスだけでなく、ふだんの生活でも使いやすいカードをご紹介します。

使い勝手の良い交通系ICカードを作りたい!

Suica、ICOCA、nimoca、PASMO、PiTaPaなど、ご当地のイメージを彷彿とさせるネーミングで親しまれている交通系ICカード。じつは提携しているエリア同士でカードが利用できることをご存知でしょうか。例えば、関東で有名なSuicaは提携している関西エリアのICOCAや九州エリアのSUGOCAが使える場所で使うことができます。一般的には地元の交通機関が発行するICカードを利用しますが、ふだんのお買い物用に電子マネーとしても使えるため、どうせ作るなら、”自分にとって1番”のカードを選びたくなります。
最近では、交通系ICカードが電子マネーとして使える場所が増え、コンビニやスーパーでのお買い物など利用シーンが広がっています。

支払い方法は基本的にプリペイドのチャージ方式

交通系ICカードは、ほとんどがプリペイド式。プリペイド式は、最初にデポジット(預かり金)を500円支払ってカードを発行した後、現金やクレジットカード、銀行などからチャージして使います。
もう一つの決済方法として、PiTaPaのポストペイ方式があります。ポストペイ(post pay)は、文字通り使った分を後払いする方法です。
以下では、全国で電子マネーとしても使いやすい交通系ICカードについてご紹介します。

いろいろあって楽しい!全国で使える交通系ICカード!

全国の主要都市で交通機関を利用する、あるいは電子マネーとして利用する場合であれば相互利用ができる交通系ICカードをキャラクターで選ぶ、というのも一つです。ペンギン、モモンガ、フェレットなどさまざまなキャラクターが登場しており、グッズも販売されているものがありますよ!
<全国で使えるキャラクターの交通系ICカード>

  • Suica(JR東日本・アデリーペンギン)
  • kitaca(JR北海道・エゾモモンガ)
  • manaca(名古屋私鉄・黄色の丸)
  • ICOCA(JR西日本・カモノハシ)
  • nimoca(西日本鉄道・フェレット)
  • TOICA(JR東海・ひよこ)
  • SUGOCA(JR九州・カエル)
  • HAYAKAKEN(福岡市地下鉄・ちかまる)

意外と知られていないのが、JR北海道のキャラクター。エゾモモンガのキャラクターをデザインしたステーショナリーやバッグ、パスケースなどグッズが充実しています。JR西日本のICOCAキャラクターも熱烈なファンが多く、グッズはもちろん、JRおでかけネット会員に登録すればスクリーンセーバーや電話連絡メモ、FAX送信票などをダウンロードして使用できます。子ども用のこどもICOCAでは、黄色い子どもカモノハシ「イコ太」や「イコ美」も登場しており、今では関西を代表するキャラクターに。

▲西日本鉄道・nimoca 
nimocaキャラクター紹介ページ
どのキャラクターもかわいくて愛嬌(あいきょう)があり、好みでどれを選ぶか分かれますが、女性向けのキャラクターならnimocaもおすすめです。
ちなみにnimocaは、法人などが対象になりますが、500枚以上の注文でオリジナルデザインのカードが作れますよ!

限定デザインも見逃せない

▲JR九州・SUGOCA沖縄地区限定デザイン
追加のサービスが開始されたり、サービス開始から「〇周年記念」などで限定デザインのカードが発売されたりすることも。JR九州のSUGOCAは、記念カードや特別デザインカードが比較的多く販売されています。カエルのキャラクターは、PUFFYのCD・DVDジャケットのデザインを手掛けたロドニー・グリーンブラット氏の「カエルくんと時計くんの組み合わせ」から採用されています。

▲JR西日本・ICOCA全国相互利用サービス開始記念カード
SuicaやICOCAも相互利用やエリア拡大記念で限定デザインを発売することがあります。人気デザインは行列ができることもあり、抽選販売となることもあるため事前にチェックしておかないと購入できないことがほとんどです。

利便性では一歩先を行く「Suica」がおすすめ!


交通系ICカードは、基本的に交通機関を利用するためにあるものです。
しかし最近では、電子マネーとして利用できる場所が増え、お金の代わりに使うシーンが増えてきました。
Suicaはもちろんのこと、PASMO、ICOCA、PiTaPaなどの相互利用サービスを導入している交通系ICカードでは、北海道から九州までほとんどの主要都市で電車やバスの相互利用や店舗で電子マネーとしての利用が可能です。ただし、交通機関を利用するときは各サービスエリアをまたがって利用することができません。
数ある交通系ICカードの中でも、Suicaは少し他の交通系ICカードと違います。それは、おサイフケータイに対応している点。おサイフケータイ対応のスマホや携帯電話なら、モバイルSuicaを設定して交通機関だけではなく、AmazonやLINE STOREなどのネットショップでのお買い物も可能です。

交通系ICカードを便利に楽しく使いこなそう!

交通系ICカードについていかがでしたか?
さまざまなカードが増えているので、とりあえず身近で使えるカードを作るのもいいでしょう。カードによっては、独自のポイントサービスや、会員登録をすることで紛失時の補償があります。
また、解約時は郵送で済むケースや窓口へ直接出向く必要があるケースなどまちまちなので、自分の使い方に合ったものを選ぶと便利です。
自分にぴったりのカードで電車やバスに乗るのがもっと楽しくなりそうですね!

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中野友希(なかのゆき)

税理士補助や経理、職場の衛生管理者としてメンタルヘルスケアに取り組むなど、探求心旺盛な会社員時代を過ごす。出産後、楽しい物事を文章で伝えることに使命感を燃やしながら、フリーライターとして独立。ヘルスケア、ペット専門のオウンドメディアなどを中心に執筆中。