Google ドキュメントの「スペルチェック」機能が、見落としがちなスペルミスを防いでくれる!

原稿や資料作成に使いやすいGoogle ドキュメントですが、タイプミスや変換ミスを正してくれる機能があるのをご存知でしょうか。今回はそんな「スペルチェック」機能をご紹介します。

個人ライターとしてGoogle ドキュメントでよく原稿を書くのですが、先方へ提出する前に原稿チェックは毎回セルフで行わなくてはいけません。そんなとき、ちょっと頼りにしている機能がGoogle ドキュメントにあります。それは「スペルチェック」です。

スペルミスを見つけ出し、ワンクリックで正してくれる

このスペルチェックは、文字通り単語のスペルの誤りをチェックしてくれる機能です。

スペルチェックの実行の仕方

Google ドキュメントの「ツール」から「スペルチェック」>「スペルチェック」を選びます。
なお、スペルチェックを実施したいときにはGoogle ドキュメントの言語設定でチェックしたい言語にする必要があります。「ファイル」> 「言語」から任意の言語を選択した上で実施しましょう。

実行するとどうなるの?

このように英語の「tomorow」という誤りを見つけ出し、ありがたいことに正しいスペルを提案してくれます。筆者としては「変更」をクリックするだけで、そのスペルミスの修正が完了するのです。
再度正しいスペルを調べ直したり、入力し直したりする必要もありません。英単語が多い記事を書いたりするときには、特に重宝しています。手入力で直さなくてはいけない場合、直したときに、再び別の誤表記をしてしまう可能性だってありますからね。

日本語に対しても、ときどきいい仕事をしてくれる

このスペルチェック機能ですが、日本語の誤りを指摘してくれることもあります。現状、その精度はまだまだなところもあるのですが、やらないよりはやったほうがマシなので、願掛け程度で利用をしています。
特に最近キラッとひかる活躍を見せてくれた修正が以下の例です。それは「漢字」の変換ミスでした。

このように「早く」を「速く」に変更の提案をしてくれたのです。
自分で入力して変換した漢字だと、セルフで読み直しをしても気づくことができないことがしばしばあります。でも、このセルフチェックをかけることにより「速く」ではなく「早く」が正解であることを、原稿の提出前に未然に防ぐことができました。
もしかすると相手先でも見落とされたかもしれないことを考えると、この修正提案には「よくぞ気づいてくれたよスペルチェック!」と思わず唸ってしまいました。
ということで、いかがでしたでしょうか。原稿や資料をGoogle ドキュメントで作ることが多い、という方はぜひとも一度このスペルチェックを使ってみてくださいね。自分では気づけなかった誤りを正すことができるかもしれませんよ。

うえやま

競馬カメラマンからWEB業界へ異色の転身後、WEB制作に加えて大手メールマガジンやツイッターキャラクターの中の人までこなす。三度の飯より件名を考えるのが好き。