Google Homeって何ができるの?Google Homeのある暮らし

「OK Google」と呼びかけるだけで様々な機能が利用できるGoogle Home。スマホがあれば十分でしょ、という方も多いのでは? そこで今回はGoogle Homeによってもたらされるメリットについてご紹介します!

Google Home、使っていますか?

日本での発売開始後、『日経MJ』が選ぶ「2017年ヒット商品番付」で西の大関になるほど大きな話題を呼んだスマートスピーカー、Google Home。

Google Homeとそれに先行して発売していたLINE Clova、そして招待制から一般発売となったAmazon Echoの3つはご存知のかたも多いでしょう。それ以外にもSONYやJBL、Boseなど多くのメーカーからスマートスピーカーは発売され、今も、その熱が落ちることはありません。
でも実際に使ったことのないかたは、スマホがあれば十分だし、特に必要もないと思われているかも。もちろんGoogle Homeを始め、スマートスピーカーでできることの多くはスマホでも実現可能です。

しかしGoogle Homeの操作性を一度体験してしまうとその快適さに驚くはず。そこで今回は次々と新機能も追加され、便利で快適に進化していくGoogle Homeを使ってできることについてご紹介していきます!

Google Homeを使ってできること-基本編-

それではGoogle Homeを使ってできることを具体的にご紹介しますね。ちなみにどの操作も最初に「OK Google」もしくは「ねぇ グーグル」と話しかけることでGoogle Homeを起動させてから行います。

音楽を聞く

Google Homeでできるもっとも基本的な機能の一つです。スマホでも音楽を聞くことはもちろんできますが、家族みんなで聞く、友達を集めたホームパーティで聞くなど大勢で楽しむには、やはりGoogle Homeのほうが便利です。

2018年12月現在、Google Homeでは「YouTube Music」「Google Play Music」「Spotify」「AWA」「うたパス」などから1つを登録することで好きな曲を楽しめます(どれも別途、無料の会員登録、もしくは有料登録が必要)。

使い方は「曲名」「アルバム名」「アーティスト名」を告げるだけです。

例えば「松任谷由実をかけて」といえば松任谷由実さんの曲がかかります。アーティスト名やアルバム名の場合は続けて何曲も聞けますが、「松任谷由実さんの『ルージュの伝言』をかけて」といえばピンポイントで好きな1曲だけを聞けます。

また、Google Homeに登録できる音楽アプリは1つまでですが、連携はいくつでも可能です。仮にSpotifyを登録している人が、Spotifyにはいないアーティストで、YouTube Musicでは聞けるアーティストを聞きたい場合はYouTube Musicを連携させたうえで「YouTube Musicで〇〇をかけて」といえばYouTube Musicでかけてくれます。

ちなみにアーティスト名やバンド名は愛称や、短縮で言ってもかなりの割合で通じます。例えば「松任谷由実さんをユーミン」「Mr.Childrenをミスチル」「レッド・ホット・チリ・ペッパーズをレッチリ」といったメジャーなものはもちろん「レニー・クラヴィッツをレニクラ」といったものでも通じます。みなさんも自分の好きなアーティストを短縮で言ってもかかるかどうか試してみると面白いですよ。

ラジオ・ニュースを聞く

Google Homeはスマホアプリ「radiko」を連携させ、ラジオを聞くこともできます。朝の忙しい時間帯にテレビを見る余裕はないけど、なにかしら音は出しておきたいといった場合や、夜、ゆっくりと寛ぎながらラジオを聞くというのもなかなか楽しいものです。
またGoogle Homeはラジオだけではなく、NHKやTBS、毎日新聞などのニュースだけを聞くこともできます。空いた時間にさらっと直近のニュースを知るには最適です。
このようにGoogle Homeはアプリを連携させることでさまざまな音楽やラジオを楽しめますが、Bluetoothもついているので、Bluetoothスピーカーとして利用することも可能です。自分のスマホに入っている音楽を楽しみたいといった場合や、Google Homeと連携していない音楽アプリをGoogle Homeで聞くこともできちゃいます。

タイマー・アラームをセットする

料理中、手が濡れているとスマホでタイマーをセットするにはわざわざ手を拭いてからやる必要があります。しかしGoogle Homeであれば声だけで操作できるため、何も気にせず、タイマーのセットができます。また同時に2つ以上のタイマーをセットできるのはGoogle Homeならではの便利機能です。そしてアラームとして目覚まし代わりに使うことも可能です。

さまざまな検索をする

さまざまな検索を声だけでできるのもGoogle Homeのメリット。テレビに出ている有名人の年齢、出身地。明日の天気、日経平均、通貨換算、レシピなど、気になったことはすぐに検索可能です。
これこそスマホでいいのではと思われがちですが、でもGoogle Homeは「OK Google」のひと手間で検索ができます。これは実際に体験しないと理解が難しいかもしれませんが、その快適さは想像以上です。

Google Homeを使ってできること-応用編-

Google Homeは頻繁に新しい機能が追加されています。例えば最近(2018年12月現在)の新しい機能「ルーティン」では、例えばGoogle Homeに「おはよう」と話しかけることで、「天気」「通勤経路の交通状況」「今日のリマインダー」などを告げた後、音楽やニュース、ラジオを再生させるといった複数のルーティンを自由に設定できるようになりました。

これにより、朝起きたときに決まって天気を聞いた後に、好きな音楽を楽しみながら着替えたり、朝食を作ったりといったことも可能です。

電気やテレビ、エアコンとの連動も

最近、Google Homeに話しかけることでテレビや電気をつけたり、エアコンの温度調節をしたりといったことをテレビのCMで見たことはありませんか? でもこうしたことをやるには、テレビやエアコンがネットに接続できないとダメなのではと思っているのではないでしょうか。実はそんな心配はいりません。

もちろん、Google Homeに話しかけるだけですぐに家電の操作ができるようにするには、ネットワーク対応家電が必要です。でも多くのテレビやエアコンってWi-Fi接続での操作ではなく赤外線リモコンで操作しますよね。つまり赤外線リモコンのハブ機器となるスマートリモコンがあれば、Google Homeを使って声だけで電化製品の操作が可能になるんです。

Google Homeで使えるスマートリモコンは5,000円~15,000円で購入できますので、ネットワーク対応家電を買うことを考えれば、かなり安価ですよね。しかもこの電化製品を前述したルーティンに設定することもできちゃいます。例えば「ただいま」といったら電気とエアコンをつける。「おはよう」といったらテレビをつけるといった操作を設定すれば、とっても便利ですよね。

パソコン、スマホ以外にGoogle HomeでWi-Fiを効果的に使おう!

Google Homeを自宅に導入することで、これまでの生活が一変するといったことはないかもしれません。でもほんのちょっとしたことが便利になったり、音楽やラジオをこれまでよりも少し快適に楽しめるようなったりといったことは間違いなくあります。
スマホやパソコンだけでWi-Fiを導入するのはちょっともったいないなぁと考えているかたも、これまでの生活に音楽や快適さでちょっとした彩りを与えてくれるGoogle Homeの購入と合わせて、Wi-Fi環境を検討されてみてはいかがでしょう?安定したインターネット接続ならビッグローブ光がおすすめです。

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川村龍一(かわむらりゅういち)

ネットサービスやツールに関することを中心に色々書いているフリーのライターです。バンドやったり歌詞作ったりもしてます。将来的には子供向けの何かを作ったり書いたりできればいいなと日々を過ごしてます。