原因はコレだ!Gmailで「アカウントがロック」されたらチェックすべきポイント

突然、Gmailを受信できなくなった!一体なぜ!?・・・そんなとき、焦らず対応できるよう原因と対策を説明します!

Gmailにアクセスしようとしたら、「アカウントがロックされています」というメッセージが表示され、メールが受信できなくなったことありませんか?

実はワタシも経験があります。「えっ?なぜなぜ?」と焦りながら調べてみたところ、いくつかの行為が原因となりアカウントがロックされてしまうケースがあるのだと分かりました。
その行為とは?そして直す方法とは?ポイントを説明します! 

この表示が出ても慌てない!

アカウントがロックされると、下記のようなメッセージが表示されます。

「アカウントがロックされています」という表示を見ると焦ってしまうと思いますが、よく読むと、そこまで深刻な事態ではないケースがほとんどであることが分かります。
「システムを正常に保つために、Googleでは一時的にメッセージを無効にしています。これは主に、アカウントで非常に高い頻度の活動が検出された場合の措置です。ほとんどの場合、アカウントは1時間ほどで再度アクセスが可能になります。まれなケースですが、アクセス回復まで24時間ほどかかる場合もあります」
・・・・・・とのことで、ほとんどの場合は24時間以内にGmailにアクセスできるようになるようです。

何が原因でロックされるの?

アカウントがロックされるのは、主に次のような行為が原因として考えられます。

  • POP または IMAP を使用して短時間で大量のメールを受信、削除、またはダウンロードする。
  • 多数のユーザーに大量のメッセージを送信する。
  • 多数のクライアント、パソコン、携帯端末でGmailにログインするか、Gmailと同期する。
  • ファイル共有やファイル保存のソフトウェア、またはアカウントに自動ログインするサードパーティ製のソフトウェアを使用している。
  • Gmail を複数のウィンドウで開いている。
  • ブラウザが継続的に再読み込みを繰り返して受信トレイにアクセスしようとしている。

いかがでしょう? アカウントがロックされてしまった方、思い当たる箇所がありましたか?
ちなみにワタシの場合は、iPhoneのハートディスク容量が足りなくなったので、たまりすぎた画像を減らすべく画像を添付したメールを自分のGmail宛に何通にも分けて大量に送ったのが原因です(汗)。
iPhoneから自分のGmail宛に画像を送ることが多い方、ご注意ください!

直すにはどうすれば?

ブラウザに問題がある際は、ブラウザのキャッシュやCookieをクリアすることが必要なケースもあるようです。
また、Chrome を使用している場合は、chrome://extensions にアクセスして、ロックアウトが発生しなくなるまですべての拡張機能を無効にする必要があるそう。この場合、ロックアウトが解除されたら、必要に応じて拡張機能を 毎日1つなど少しずつ有効にすることも可能。再度ロックアウトが発生した場合は最後に有効にした機能拡張が原因である可能性が最も高いそうです(詳しくはこちらを)。
それ以外のケースでは、特に何もしなくても時間が経てば自動的に直るケースが多いようですね。実際、ワタシの場合も焦って色々調べている間に、いつの間にか直ってました(ホッ)。
まずは、原因となる行為を控えること、そして万が一アカウントがロックされた場合は、とりあえず数時間待ってみてくださいね!

ダヨリン(ヨダエリ)

パソコン通信からネットに親しみ、ユーザー視点に立ったデジタル活用術の記事を『日経新聞』『日経ネットナビ』など多数の媒体で手がける。「イマ・ヒト・ココロ」が執筆テーマで、恋愛アナリストとしての著書も。思春期はドイツ在住。好物はお茶とROCK。 ⇒ダヨリン普通日記