フレンドファンディングって何? どんなサービスなの?
最近では、ネット経由でお金の協力や提供を行う「クラウドファンディング」が身近なものになりました。その他にも、もっと身近な友だちや知り合いを対象に資金協力をお願いできる「フレンドファンディング」も注目されています。
クラウドファンディングとどう違うの?
フレンドファンディングは、基本的にはクラウドファンディングと同じで提案者が企画を出し、支援者が資金援助をします。クラウドファンディングと違うところは、URLを知っている人しか企画を見ることができないという点。フレンドファンディングアプリ「polca」では、トップページにピックアップされない限りは、自分の企画を知られることがありません。個人的なイベントに対する資金徴収が簡単にできるので、不特定多数の人に支援を募るクラウドファンディングに比べ、気軽に、大きな目標がなくても支援を募ることができ、使い方もさまざまです。
ここでは、フレンドファンディングアプリ「polca」の使い方や活用方法をいくつかご紹介します。
フレンドファンディングアプリ「polca」の使い方
「polca」は、直観的に使えるアプリなので、アプリをダウンロードすれば、アカウント作成が簡単に完了できます。企画作成や集まったお金の出金管理など、ほとんどの機能はpolcaアプリ上で行います。企画作成者はアプリが必須ですが、支援者はウェブからでも受付が可能です。作成した企画URLをSNSでシェアして、URLを知っている人のみがアクセスできるところがフレンドファンディングの特徴。
▲polcaアプリでアカウント設定が完了すると、トップページでさまざまな企画を閲覧できる
また、支援してもらったお金に対して、金銭以外のモノやサービス、体験で返礼をするというルールになっています。目標金額は、500円~30万円という比較的少額のお金を集めることができ、集まったお金に対して10%の手数料がかかります。(支援者が支援する際に手数料はかかりません。)
▼polcaのダウンロードはコチラから
・iPhone版
・Android版
フレンドファンディングの活用方法は?
polcaは、もちろん自分でやりたいことのために資金集めをしても構いませんが、その他にも、募金的な意味で活用されているケースもあります。例えば、被災した人への支援金や募金など、個人にフォーカスして支援することができます。
サービス開始後に注目されたのが、polcaで気に入った企画を見つけると支援してしまう大人「ポルカおじさん」が登場したこと。さらには「ポルカおじさん」のみならず「ポルカおばさん」も現れ、匿名の支援者たちが複数Twitter上に出現したのだそう。若かりし頃にできなかったことを、今の若者を支援することでつなげたい、といった気持ちや、支援後の反応やそこからうまれるコミュニケーションを楽しむ人も多いようです。
スマホを介してさまざまな方法で協力できる!
不特定多数への支援ではなく、特定のつながりを持ったフレンドファンディングなら、より明確な目的を持った個人を支援することができます。さまざまな企画を通じて、その後お金がどのように使われたのかまで知ることができ、人と人とのつながりがより身近に感じられそう。企画を見ているだけでもワクワクするフレンドファンディングサービスなら、一緒に感動や達成感をシェアすることができそうです。
関連記事
・メルカリ・ラクマ・ヤフオク! の出品はこう使い分ける
・ LINEがお財布がわりに! LINE Payを使ってみたらこんなに便利だった
・クラウド・ファンディングとは?日本の代表的なサービス4選