パソコンを使っていると「ブラウザの拡張機能」「アドオン」などという言葉を耳にしませんか? パソコン上の画面に出てくることもありますよね。
でも「拡張機能って何だろう?」「アドオンって何だろう?」「拡張機能とアドオンは何が違うんだろう?」とふんわり疑問に思いつつも、なんとなくそのままになっている人は多いのでは?
今回はそんな「拡張機能」「アドオン」について簡単に解説します!
ブラウザの「拡張機能」って何?
拡張機能とは、使っているブラウザの機能を増やしたり強化したりするためのプログラムのことです。世界中で開発されており、さまざまな種類の拡張機能を追加することができます。
たとえば、どんなことができるのかというと、
- ブラウザ上から直接Google検索などができる検索バー
- 広告を自動的にブロックしてくれる
- ショッピングサイトで、他のサイトと価格比較ができる
- 閲覧しているウェブサイトのページをPDFに変換する
- スクリーンショットを撮って、加工する
- 英和辞典として使える
- 文字数をカウントする
などなど、その機能は多岐にわたります。
拡張機能によって使い方は主に2種類あり、インストールすれば自動的に機能してくれるものと、ツールバーにアイコンが表示され、それをクリックすることで動くものがあります。
拡張機能を手に入れるときは、たとえば「Google Chrome」なら「Chromeウェブストア」から追加することができます。
▼Chromeウェブストアはこちら
「アドオン」も「拡張機能」と同じ?
ブラウザによっては拡張機能のことを「アドオン(add-on)」または「アドイン(add-in)」と呼ぶことがあります。
そのため、基本的に「拡張機能」=「アドオン」という認識でOKです。
ちなみに……「ブラウザ」というのは、インターネット上のウェブページの情報を画面上に表示する閲覧ソフトのこと。
「Google Chrome(グーグルクローム)」や「Internet Explorer(インターネットエクスプローラー)」、「Safari(サファリ)」などさまざまなブラウザがあります。
ブラウザソフトのなかでも「Google Chrome」は特に拡張機能(アドオン)が充実しているといわれています。
知らない間に拡張機能が追加されているのはなぜ?
拡張機能を追加したおぼえがないのに、見覚えのない機能が追加されていることがあります。ネット上で見つけたアプリケーションをインストールする際、同時に拡張機能がセットで追加された可能性があります。
「知らない間に不必要なアドオンが追加されていた」ということがないように、インストールする際にはよく確認してから許可するようにしましょう。
「Google Chrome」では、「設定」→「その他のツール」→「拡張機能」をクリックしていくと、現在どのような拡張機能が追加されているのかが見られます。
必要な拡張機能を選んでブラウザをもっと便利に
便利な拡張機能ですが、注意したい点もあります。
まずは、ネット上には、個人情報を抜き取る「マルウェア」「スパイウェア」と呼ばれる危険な拡張機能が存在することを知っておきましょう。こうした拡張機能を不用意にインストールしてしまうと、アカウント情報を盗まれる、入力した文字を勝手に外部に送信されるなど、の被害に遭うこともあります。
次に、拡張機能をたくさん追加するほど、ブラウザの動作が遅くなるというデメリットがあります。定期的にブラウザの拡張機能の状況を見ながら、不要な拡張機能は無効にする、削除するなどして整理整頓することをおすすめします!