スマホのライブ配信のクオリティを高めるには?便利な機材を紹介!

スマートフォンでライブ配信を行うにあたって、あると便利な機材を紹介。マイク・三脚・ミキサーといった機材について、導入するメリットとあわせて説明します。

インターネット上で行う「ライブ配信」と言えば、何年か前まではまだハードルが高いイメージがありました。
スマートフォンでの配信はできても画質や音質が悪く、通信環境によってはラグも無視できません。かと言って、パソコンで配信するには機材も必要ですし、配信ソフトの使い方も覚える必要があるなど、いろいろと準備が大変でした。
それから数年。目に見えて通信速度が速くなり、スマートフォン自体の性能も向上した現在は、誰でも気軽にライブ配信を行える環境が整っています。
ボタンひとつで始められるライブ配信サービスはもちろん、配信機能を搭載しているSNSも少なくありません。友人との交流のほか、趣味でつながったSNSのフォロワーさんと話をするべく、日頃から配信を楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな「ライブ配信」をより便利にしたり、配信のクオリティを高めたりしてくれる機材をご紹介。「機材」と言っても必ずしも高価なものではなく、手軽に揃えられる商品もあわせて取り上げています。

マイク

本格的にライブ配信を行うにあたって、まず準備したいのが「マイク」です。
スマホ本体に搭載されているマイクでも普通に音を拾ってくれますが、外付けのマイクを使うのと使わないのとでは、音質が異なってきます。端末にもよりますが、スマホのマイクはノイズを拾いやすく、特に屋外での配信では風の音などの環境音も入ってしまうため、声が聞き取りにくくなりがちです。
その点、最近のマイクは、数千円程度の商品でもそれなりに高性能。
ノイズを軽減してくれる雑談配信向きのマイクをはじめ、逆に遠くの音まで拾ってくれるマイクや、演奏&歌唱向きのコンデンサーマイクなど種類も豊富。上位モデルとなると数万円はしますが、家電量販店に行けば、安価なスマホ向きマイクも数多く販売されています。
まずは、手軽なピンマイクあたりから試してみてもいいかもしれませんね。

三脚

自分の顔を映しながら配信する際に揃えておきたいのが、スマホ用の三脚です。
中には、手持ちで配信したり、うまくバランスを取りつつ机の上に置いたりして配信している人もいるかもしれません。ですが、「画面が安定しているかどうか」は配信の要。頻繁に画面が揺れたり倒れたりしていると視聴者も心配になりますので、三脚で固定するようにしましょう。
マイクと同様に、スマホ用の三脚もラインナップが豊富。
がっしりと固定してくれるスタンダードなタイプから、くねくねと自由自在に角度を変えられる三脚、自撮り棒に変形できるものや、かわいいデザインのミニ三脚もあります。日常的に使うものですから、用途や好みに合った商品を選びたいところですね。

ミキサー

より高品質な配信をしたい人には、ミキサーもおすすめです。
ミキサーの用途はさまざま。音声にエコーなどのエフェクトをかけたり、楽器とつなげて音をダイレクトに届けたり、パソコンなどの別の端末とつなげてBGMを再生したり。演奏やカラオケ配信のほか、ゲーム実況などでも使える優れものです。
スマホでもパソコンでも、ミキサーがあれば配信の幅が広がります。複数の音声を流したりエフェクトをかけたりできるということは、リアルタイムでラジオ番組さながらの配信ができるということ。配信の品質を高めたい人は、ミキサーの導入を検討してみてください。

配信者の間で話題のビデオスイッチャー「ATEM Mini」

こちらはパソコンでのライブ配信に限った話になりますが、昨年11月、Blackmagicdesignから発売された「ATEM Mini」が、配信者の間で話題です。
ATEM Miniは、複数のビデオやゲーム機と接続し、簡単に画面を切り替えられるスイッチャー。
イベントなどでライブ配信を行う際にはこの手のスイッチャーがあると便利ですが、コードや機材で周囲がごちゃごちゃになりがち。その点、こちらのATEM Miniはコンパクトながら一通りの機能を搭載しているため、最小限のスペースで本格的な配信が可能となっています。
当然、それなりに高価ではありますが……そもそもスイッチャー自体が10万円単位の価格帯の機材であることを考慮すれば、むしろ破格の値段。本格的なプロ仕様の配信を目指している人は、選択肢のひとつとして覚えておいて損はないでしょう。
▼ATEM Miniの詳細はコチラから

まとめ

以上、ライブ配信を行う際に便利な機材をいくつか紹介しました。
マイクや三脚は数千円程度で揃えることができますし、ちょっとの出費だけで配信のクオリティを高められます。最初から無理に揃える必要はありませんが、配信に慣れてきたくらいのタイミングで、自分に合った機材を探してみることをおすすめします。
また、安定した配信を行うためには、通信回線も重要です。音声や映像の乱れ、配信中のラグなどが気になる人、自宅の通信環境に不安がある人は、光回線の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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けいろー(@Y_Yoshimune)

フリーライター。ネット大好きゆとり世代。趣味のブログをきっかけに依頼をもらうようになり、勢いで独立。書評・アニメ・グルメ・旅行など何でもござれ。 ⇒ぐるりみち