キャリアだけでなく、量販店などでSIMフリー仕様の製品も購入できるスマートフォン。格安SIMという存在もあり、あらためて他社へののりかえや機種変更を考えている人も多いことでしょう。

新しい機種を選ぶため、カタログやメーカー公式サイトで特徴をチェックしてみると、最近ではとくに「DSDSに対応」、あるいは「2.5Dガラスを使ったデザイン」などよく登場する用語がありますよね。

これらは異なるメーカーの機種でも共通して採用されることの多い、いわゆる現在の"トレンド"ですが、具体的な意味は知っていますか?

今回は最近とくに多く見かけるようになった「DSDS」と「2.5Dガラス」の二つについて、その意味を解説していきます。

「DSDS」は2枚のSIMカードで同時に待ち受けできる機能のこと

DSDSとは「Dual SIM Dual Standby(デュアルシム・デュアルスタンバイ)」の略称で「2枚のSIMカードを差し込んで、二つの回線(電話番号)で同時に音声着信の待受ができる」機能のことを示します。

SIMフリースマホが量販店などでも買えるようになり、それまで国内では珍しかった、SIMカードが2枚差せる機種も多く見かけるようになりました。

ただし少し前までこのほとんどは、片方のSIMカードを有効にすると、もう片方は無効になる(あるいは日本では既に廃止されている通信規格であれば有効にできる)ものがほとんど。そのため、同時に使えるSIMカードは実質1枚のみでした。

それが少し前より、スマホの性能向上に伴い、日本で現在も使われている通信規格にて、2枚のSIMカードで同時に待ち受けできるようになりました。そのため最近になって注目を浴びる機能となったわけです。

「2枚のSIMカードで待ち受けできることの意味は?」と思うかもしれませんね。

たとえばこれまでプライベートと仕事で二つの携帯電話を持ち歩いた場合、それぞれに刺さっている2枚のSIMカードを1台のスマホにまとめて持ち歩けるといった使い方が可能になります。

デュアルSIMについて詳しくはこちらの記事を。
デュアルSIMとは何? SIMが2枚刺さるスマートフォンは何が違うのか

また最近ではデータ通信が定額の格安SIM、使い放題の格安SIMなどプランも様々。こういった特徴の異なるSIMカードを組み合わせて、より安く賢くスマホを使うことも可能に。ようは使い方の幅が広がったということです。

DSDSでは、通話中は通話をしていない側のSIMカードが無効になります。ちなみに2枚のSIMカードを差せるが待受は1枚だけ有効にできるものをDSSS(Dual SIM Single Standby)、2枚のSIMカードを常に有効にできるものをDSDA(Dual SIM Dual Active)と呼びます。

「2.5Dガラス」は片面の縁が丸く加工されたガラス板のこと

2.5Dガラスの「2.5D」とは、ガラスの加工方法のことを示しています。

スマホの画面の多くは、表面にガラス板(カバーガラス)を用いていますが、このガラス板の片面のみ、縁を丸く加工したものが2.5Dガラスです。

▲2.5Dガラスを採用しているSonyのXperia X Performacne

以前はガラスの縁まで平らな機種がほとんどで、たとえばAppleのiPhoneについては、iPhone 6シリーズ以降から2.5Dガラスを採用しました。

2.5Dガラスを使う主なメリットは、縁の丸みで持ちやすいくなること、独特のツヤが出て見た目に高級感が生まれること。

ただ一方で、ディスプレイ全体を保護できる液晶フィルムがないなど、アクセサリー選びが難しくなるといったデメリットも。この点には悩んだ人も多いかもしれませんね。

ちなみにガラス板の両面とも縁に丸みがないものは2Dガラス、両面とも縁に丸みがついたものは3Dガラスと呼ばれます。

今回紹介した二つの用語は、今後もまだしばらくの間はよく見かけるものと予想されます。ぜひしっかり理解して、スマホの情報を見る時に役立ててみてくださいね。

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まきはら とよかず

1986年生まれ。仙台在住。スマートフォンをはじめとする「ガジェット」に関心を持つフリーランスのブロガー/ライター。中でも特に関心が強いのは海外向けのSIMフリー製品で個人輸入なども楽しんでいます。ややマニアックなガジェット系ブログ「そうすけブログ.com」もほぼ毎日更新中。

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