Web会議が普及の理由とチャットによる会議参加の重要性
以前、テレビ会議といえば導入に1,000万円以上かかることも珍しくありませんでした。
しかしスマホの普及が進んだことで、テレビ会議とそれほど変わらない機能を持ち、かつ低価格で導入が可能なWeb会議を取り入れる企業が増えています。
いつでもどこからでも社内の会議に参加できるようになったことで、企業の生産性アップや、残業時間の削減に大きく貢献するWeb会議。
しかし電話やビデオで会議に参加することで、電車の中などどうしても参加できないケースも少なくありません。
そこでおすすめしたいのが、チャット形式でのWeb会議です。
電話やビデオを使わず文字だけのやりとりなので、移動中やカフェ店内などでも参加することができます。また、ファイルの送受信がチャット上で、しかも複数人の間で簡単にできるというメリットも。
今回はチャット形式のWeb会議ができサービスをご紹介します。
おすすめのチャット形式でWeb会議ができるサービス
1 Googleハングアウト
Googleが提供するWeb会議サービス。最大100人でのグループチャットが可能で、写真、地図、絵文字、ステッカーやGIFでのやりとりも行えます。G Suiteを導入している企業であれば、連絡先もそのまま共有できるため、手間なく利用できます。
2 チャットワーク
ChatWork株式会社が提供するWeb会議室サービス。
基本、無料で使用できますが、月額500円/1ユーザーのビジネスプランであれば、無制限のグループチャットが(無料プランの場合、14グループまで)可能です。
また月額800円/1ユーザーのエンタープライズプランならば、社外ユーザー制限やIP・モバイル端末制限、ファイル送受信制限などの多彩なセキュリティ機能も追加され、安心してビジネス利用ができます。
3 LINE WORKS
LINEとワークスモバイルジャパンが提供するWeb会議室サービス。2017年7月時点で7,000万人を超えるユーザー数(国内)を持つLINEの使い勝手そのままにビジネス利用ができます。
「それならLINEのグループトークで事足りるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、LINE WORKS独自の仕様として、既読メンバーの確認ができるため、情報の伝達漏れを防げます。ビジネスでは大事なポイントですよね。
4 Cybozu Live
サイボウズ株式会社が提供するWeb会議サービス。無料ながら300人までのグループチャットが可能です。また掲示板を使ってメンバーとディスカッションすることもできます。
もちろん無料ではあるものの、全画面SSLによる暗号通信対応、Cybozu Live内の情報には許可されたユーザー以外はアクセスできない認証システムの導入などセキュリティ対策も施されています。
5 BizMee β
株式会社grabssが提供する無料のWeb会議サービス。
利用はPCからのみですが、登録やインストールといった手間はなく、会議室の名前を作成すればすぐに利用することができるメリットがあります。
最大のポイントはホワイトボード機能で、図形などを書いたりなど直感的に情報共有することができます。
規模や用途に合わせて最適なサービス選択を
今回ご紹介したサービスはそれぞれに独自の特徴を持っています。少人数でちょっと簡単に打ち合わせをしたいといった場合は、BizMeeやcybozu Liveなどの無料サービスがおすすめです。
また企業としてセキュリティも含めしっかりと管理したいといった場合は、チャットワークやLINE WORKSなどの有料プランやG Suite内のGoogleハングアウトなどをおすすめします。
それぞれの規模や用途に合わせて最適なサービスを選択しましょう!
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