みなさんはパソコン作業中、丸印を利用しますか?
筆者は見出しをつけるときや伏せ字によく使っていますが、あとで見返してみると無意識に2種類くらいの丸印を使っていることがあります。
他の方と共有しているデータだと、その人の使う丸と自分が使う丸の種類が異なっていた…ということも。
丸印が混在して困ること
色々な種類の丸印を使うことで、いくつか不都合が生じます。
一つは見栄え的に美しくないこと。ディスプレイ上だとさほど気にならなくても、印刷したらかなり形が違っているといこともしばしばあります。
もう一つは、検索で該当箇所を見つけづらくなること。筆者も「なぜこあの記述が見つからないんだろう…」と随分悩んだのち、違う種類の丸印が混在していることに気づくという経験をしたことがあります。
「まる」で変換してみたら……
windowsユーザーの筆者が「まる」で変換すると、1ページ目だけで5つの丸印が出てきました。
一般的な丸印は7のもの。3番目のものが数字の「ゼロ」を漢数字化したもの。少し横にひしゃげたような丸になります。
この記事を書くまで、漢数字にゼロがあるということをまったく意識したことのなかった筆者でした…。(そういえば二〇三高地とか書きますね)
パソコンで使用できる白丸は9つ!
パソコン上で使用できる文字を定めた「Unicode」には、「○(丸印)」や「◯(大きな丸)」など9種類の白い丸印が登録されています。ちなみに「⭘」は地図記号の町村役場 区役所(東京以外)だそうです。
<Unicodeで定められた9種類の”まる”>
○ | 丸印、白丸 |
◯ | 大きな丸 |
⃘ | COMBINING |
⃝ | COMBINING ENCLOSING CIRCLE |
MEDIUM WHITE CIRCLE | |
⚬ | MEDIUM SMALL WHITE CIRCLE |
❍ | SHADOWED WHITE CIRCLE |
⭘ | 町村役場 区役所(東京以外) HEAVY CIRCLE |
○ | HALFWIDTH WHITE CIRCLE |
人によってクセや好みはあるでしょうが、記号として丸印を使う際は、7のものを使うのが自然でしょうか。前述したように、記号が混在すると後々不都合が生じやすいので、注意を払って変換作業を行いましょう。
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