もう慌てない!空港到着から飛行機に乗るまでの流れを知っておこう【国際線】

楽しい海外旅行。よほど旅慣れていないと、空港についてからフライトまでの流れってよくわからなくて戸惑いますよね。空港到着から国際線搭乗までの流れをまとめてみました!もうこれで慌てない!

ワクワクの海外旅行!どれくらい前に空港についていればいいのか、持ち込んではいけない荷物はなにか……。国内線と国際線でもルールが異なるので、よほど旅慣れていないと戸惑ってしまいますよね。
というわけで今回は、国際線で空港から飛行機に乗り込むまでの流れをまとめてみました!
この記事があれば空港で焦らなくてもすむはず……!

空港に着いてから慌てない!出発前の準備

荷物の多い海外旅行。
国際線を利用する際、パッキングするときに気をつけたいのが「液体物」です。
受託手荷物(大型のスーツケースやゴルフバッグなど、空港カウンターで預ける荷物)がある場合には、スーツケースに入れてしまえば問題ありません。
ところが、機内に持ち込める液体物は制限されており、それぞれ100ml以下の容器のものを、容量1リットル以下の透明プラスチック製袋に入れる必要があります。この袋は1人につき1袋までしか持ち込むことができません。
飲み物だけでなく、化粧品や歯磨き粉、スプレー、目薬なども液体に該当します。
近年利用者が増えているLCCでは、受託手荷物を利用すると追加料金が発生することがほとんどですので、近場の海外旅行や旅行日数が少ない場合、機内持ち込みができるコンパクトなスーツケースで国際線を利用する旅行者が多く見られます。
そうした場合、液体物を一箇所にまとめておかないと、手荷物検査の際にひっかかって時間をロスすることになりかねません。そのため、液体物は家でパッキングをするときにあらかじめまとめておくとスムーズですよ。
液体物をまとめる袋は、食品保存用袋などが便利です!
また、コンビニなどで売っているペットボトルは、100mlサイズを超えているものがほとんどのため、こちらもそのまま持ち込むのはNGです。
▼参考資料:国土交通省HP「量的制限の対象となる液体物のリスト」
 

空港にはどれくらい前に着いていればいいの?

国際線を利用する場合、何時間前に空港に到着すればよいのでしょうか?
一般的には、フライト予定時刻の2時間半~3時間前くらいが理想的だといわれているようです。
国際線に乗る場合、空港到着→航空会社カウンターでチェックイン&荷物を預ける→手荷物検査→出国審査→搭乗ゲートへ移動→搭乗、という流れですが、混雑していると空港カウンターや手荷物検査に長蛇の列ができていることもしばしば。
また、海外用レンタルWi-Fiを空港で受け取る人は、貸出カウンターを探すのに時間がかかる場合もあります。
さらに、出発ゲートまで15分以上歩いたり、バスに乗ってゲートまで行くケースもありますので、余裕を持って到着することをおすすめします。

①空港に着いたら、航空会社カウンターでチェックイン

空港に着いたら、予約した航空会社のカウンターへ全ての荷物を持って行き、チェックインをします。「搭乗手続き」とも呼ばれています。
パスポートと航空券(もしくはeチケット)と、必要な場合はビザ、マイレージカード(ある場合)を提示します。
荷物の重量を量り、必要があればここで荷物を預けます。
受託手荷物がない場合、航空会社によってはカウンターに寄らずにオンラインチェックイン(インターネットやスマホのアプリなどからのチェックイン)ができる場合もありますので、航空会社のHPをチェックしてみましょう。
ただ、オンラインチェックインサービスがあっても、あとからアナウンスで呼び出されてパスポートの提示を求められるなど、航空会社や空港によって仕様が異なるようですので、心配な人は航空カウンターに立ち寄ったほうが安心でしょう。
チェックインが終わると、搭乗券や、荷物の引換え番号のステッカーなどが渡されます。何時までに搭乗ゲートへ行く必要があるか教えてくれるので、その時間までに搭乗ゲートへ行くようにしましょう。

②保安検査場でのセキュリティチェックへ

チェックインが終わると、保安検査場へ進み、手荷物検査(預けた荷物以外の荷物の検査)とボディチェックに移ります。
先述した通り、液体物の持ち込みは禁止されていますのでご注意を。
パソコンや時計、携帯電話などもトレーに移して検査をします。
また、小銭やスマホ、鍵、バックルの大きなベルトなどを身につけていると、金属探知機が反応してしまうことがあるので、心配な人は最初からトレーに移しておきましょう。
ちなみに筆者はよく靴が引っかかります。「行きは引っかかるけど帰りは引っかからない」というケースが多々あるので謎です。

③出国審査はパスポートと搭乗券を手に!

セキュリティチェックが終わると出国審査です。出国審査と入国審査は、国内線にはないステップですね。
パスポートと搭乗券を持って列に並び、順番がきたら提示します。指紋認証がある場合もあります。
顔とパスポートの顔写真を見比べるなど、本人かどうかをチェックされるので、やましいことはなくてもちょっと緊迫感がありますよね。
審査が通るとパスポートに出国スタンプが押されます。

④制限区域に入り、搭乗ゲートへ

保安検査場をすぎると、旅客だけが立ち入れる「制限区域」に入ります。ここまで来てしまえば一安心。
しかし! しつこいようですが、搭乗ゲートが果てしなく遠くにある場合がありますので、時間に余裕がある場合でも、位置関係を調べておくことをおすすめします。
制限区域内でのんびりしていたら、搭乗ゲートが最奥部にあって最後はダッシュした、なんていう話をよく聞きます。
この区域に入ってからは、ペットボトルのドリンクを購入して機内に持ち込むことができるようになります。
セキュリティチェックや持ち込みサイズ制限などの厳重さは、国や空港、航空会社によってまちまちです。「前は大丈夫だったのになぜ?」ということもあるので、できるだけ前もって航空会社や空港のウェブサイトなどに目を通しておくと安心ですよ!
それではよい旅を!

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Kana.mM(かな)

編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立し、そろそろ10年。旅行、不動産、広告、生活系のジャンルで執筆活動中。趣味は野球観戦と戦争ゲーム。アナログ心を忘れないデジモノ好きを目指しています。